船着場の周辺を歩いてみよう! 新しい発見があるかも!?
船着場の周辺を歩いてみよう!
ふらっと乗って、ぷらっとめぐる「ふね散歩」豊洲
- 東京の新名所で食べつくす!?
最新ごちそう散歩 - 『豊洲市場』の開業によって、ますます注目を集めている『豊洲』。「大型ショッピングモール」や「テーマパーク」、「バーベキュー」に「デジタルアート」など、一日いても飽きないスポットが盛りだくさん。最新グルメからレジャーまで、散策しながら一緒に楽しみましょう。
近年、高層マンションが建ち並び、オシャレな街としても人気を集めている『豊洲』。実はあまり知られていませんが、街の歴史は意外と長いのです。さかのぼること1939年。『IHI(旧 石川島播磨重工)』が造船所を建設。閉鎖する2002年まで、工業地として発展してきたエリアでした。ちなみに、1974年にオープンした『セブンイレブン』の日本一号店も、『豊洲』にあるって知っていましたか?
その後の2006年、造船所として栄えた広大な土地に『アーバンドック ららぽーと豊洲』が誕生。海辺に面した絶好のロケーションが話題となり、たくさんの人たちが訪れるようになりました。そして現在『豊洲市場』『東京五輪』など、ますます盛り上がりを見せる『豊洲』。まさに注目度No.1の街ともいえます。
まずは船着場に隣接している『アーバンドック ららぽーと豊洲』から見ていきましょう。
アーバンドック ららぽーと豊洲
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人気セレクトショップからインポートブランド、こだわり雑貨まで約180軒の店舗や飲食店が集まる大型ショッピングモールです。建物内にはこどもの職業・社会体験施設の『キッザニア東京』、12スクリーンを誇る『ユナイテッド・シネマ豊洲』、天然芝の「ドッグラン」なども併設。子どもから大人まで楽しめる商業施設です。
- 住所
- 東京都江東区豊洲2-4-9
- 電話
- 03-6910-1234(代表/受付時間10:00~18:00)
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『アーバンドック ららぽーと豊洲』の南側に位置する、芝生のキレイな『豊洲公園』も、子どもに大人気。遊具も豊富にそろっていて、しかもクッション性のある材質が下に敷いてあったりと、安全面にも配慮しているところがうれしいです。
また『豊洲公園』に隣接する、海沿いの『豊洲ぐるり公園』も散歩にぴったり。その名の通り、豊洲ふ頭をぐるりと周遊できる遊歩道が整備されています。そして『豊洲ぐるり公園』を歩いていくと、その先に『WILD MAGIC The Rainbow Farm』が見えてきます。
WILD MAGIC The Rainbow Farm
(ワイルドマジック レインボーファーム)
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東京の都心で本格的なアウトドアを体験できる『WILD MAGIC The Rainbow Farm』。16,000平方メートルの広大な敷地には、「手ぶら&持ち込みOKのバーベキュー」を始め、「豪華で快適なレジャーを楽しめるグランピング」なども用意。仕事帰りから休日まで、気軽にキャンプ気分を満喫できます。
- 住所
- 東京都江東区豊洲6-1-23
- 電話
- 非公開
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『WILD MAGIC The Rainbow Farm』の道を挟んだ向かいにある『チームラボ プラネッツ TOKYO』も話題のスポットです。こちらは世界で活躍するアート集団「チームラボ」の作品を体感できる超巨大没入空間になっています。2018年7月から2020年秋までの期間限定なので要チェック!
場所は、モノレール「ゆりかもめ」の『新豊洲駅』の目の前。しかも毎日22:00までと夜遅くまで営業しているので、仕事帰りのデートにもピッタリ。そして面白いポイントは、ロッカーに荷物をすべて預けてから、館内を素足で歩いて体験するシステム。ちょっぴり新鮮!
チームラボ プラネッツ TOKYO
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「チームラボ」が手がける『チームラボ プラネッツ TOKYO』。コンセプトは「Body Immersive」。巨大な作品空間に身体ごと没入する、ちょっと不思議な体験型のデジタルアート空間。また敷地内にはキャッシュレス型ステーキレストランや、新たなモバイルフードスタイルを提案するフードショップも併設します。
- 住所
- 東京都江東区豊洲6-1-16
- 電話
- 非公開
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さらに豊洲ふ頭を進むと、見えてくるのは2018年10月11日に開場した『豊洲市場』です。敷地面積は『築地市場』の約1.7倍。407,000平方メートルにもおよび、食の安全・安心や効率的な物流、環境対策などの新たな機能に加え、地域の活気やにぎわい創出にも寄与する魅力ある中核市場です。
なお一般人が仲卸業者から購入することはできませんが、見学者通路や物販店、飲食店は利用することができます。ただし『豊洲市場』は水産物や青果物などを売買する食のプロのための施設です。なるべく仕事の邪魔にならないようにすることも、気持ちよく楽しむための秘訣といえます。
豊洲市場
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『築地市場』の場内から移転した飲食店は39軒、物販については場内外から70軒が集結。すべて食のプロを相手にしている店舗だけに、ラインアップはお墨付き。なお2019年には「マグロ卸売場のセリ見学」、2023年には観光拠点『千客万来施設』の開業など、一般客向け設備の増大で、さらに盛り上がります。
- 住所
- 東京都江東区豊洲6
- 電話
- 03-3520-8205(代表)
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東京の新たな人気スポットとして注目を集めている『豊洲』。観光やショッピングとしてのスポットだけではなく、今後は『築地市場』に代わる新たなグルメタウンとしても進化を遂げていくことでしょう。「食いしん坊」にとっては、うれしい限りです。
そのほかにも2020年の『東京五輪』の際には、さまざまな競技が近隣で行われるなど、来場者も増えることで、ますます街全体も活気づいていくはず。
工場地から始まり、いまや時代の最先端を担うエリアへと発展を続ける『豊洲』。時代に想いを馳せながら、おいしいグルメと共に散策してみてはいかがでしょう。新たな『豊洲』の魅力を発見できるかもしれませんよ。